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川俣町にはお菓子屋さんがいっぱいあります。 |
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県庁所在地の福島市から国道114号線で約30分の川俣町。郡山市や相馬市からも1時間圏内にあり、地方都市へ通勤可能な地域です。阿武隈山系の北部に位置し、まわりに花塚山(918m)・高太石山(836m)がそびえています。尾根から西斜面に耕地が開けており、標高は約200〜500m前後。市街地は盆地になっています。いまでこそ福島の小さな町ですが、その歴史は実に華やか。適度な湿度が絹織物に最適で、かつては軽目羽二重の産地として世界に名をとどろかせました。「かわまた」という名は、ヨーロッパの繊維業界で充分に通用するくらいなのです。
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こんなに大きな病院があるのも川俣町ならでは。
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その名残といえるのがお菓子屋さん。町内のあちこちで店を構えており、天領だった江戸時代の栄華をいまに伝えています。また、シャモが地元の特産になっていますが、これも絹長者の娯楽から発展したもの。そういう輝かしい歴史を持っているのです。いまは過疎化も進んでいますが、不便な田舎ではありません。まずびっくりするのが、市街地に「済生会川俣病院」という大きな病院があること。内科・胃腸科・外科・整形外科・泌尿器科・眼科まで揃っています。まさに地方都市レベルでしょう。この周辺には衣料チェーンの「しまむら」やコンビニもあります。
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国道沿いに何でも揃う複合商業施設が。 |
道の駅では素敵なシルク製品も手に入ります。 |
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国道に出ると、「TSUTAYA」「リオンドール」「ツルハドラッグ」などが並ぶ複合商業施設があり、日用品で手に入らないものはありません。しかも、近くにホームセンターの「ダイユーエイト」と「カインズホーム」まであるのですから、買い物事情はかなり恵まれています。ちなみに、国道沿いの「道の駅」では野菜の直売所以外にシルク製品を扱う店もあり、伝統の技に触れたり、購入することも可能です。こんな魅力的な川俣町ですが、物件がポツポツ出てくるのは中心部から東へ約20km離れた山木屋地区。標高は500m前後で、なだらかな丘陵が連なっています。安い就農物件が手に入りやすいところで、リスト番号295の510万円の売地もその一例(詳しいデータは「現在販売中の物件」を参照)。ぜひこの地域に注目してください。
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就農も可能なリスト番号295の売地。山木屋地区の中心から約4kmです。 |