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都路林産開発
〒963−4701
福島県田村市都路町古道字芹が沢63−7
TEL0247−75−3333 
FAX0247−75−2808



 

 


都路村の最寄り駅は磐越東線の船引駅。隣の隣の町にあります。そこから村西部の岩井沢地区まで18.5km、役場のある古道地区へは23.5km離れています。交通の便利な田舎ではありません。古道−船引にはバスも運行していますが、便は1日6往復。所要時間は40〜60分くらいです。東京からのアクセスは、「都路村はどこにある」を参考にしてください。

村内には車なしで生活している移住者もいますが、安い田舎物件の大多数は国道から離れているので、車は必需品と考えた方が無難です。ちなみに、この村にも自動車学校の送迎バスが巡回しており、移住後に免許を取得した人も少なくありません。船引駅前に無料の駐車場があるので、車があれば東京へ出るには比較的便利な地域。日帰りも充分に可能です。


阿武隈山系の山々に囲まれた
都路村の中心部(古道地区)付近

 

コンビニ
最近はどの田舎でもコンビニの1軒くらいはあるようですが、都路村には存在していません。おそらく採算が取れない地域と判断されているのでしょう。ただ、村内には大手コンビニの配送所があります。つまり、地価が安いため中継基地にはなるけれど、コンビニ経営は成り立たない村と言えそうです。当分は建設されることもないでしょう。

村内には個人経営の小さなスーパーや農協が経営するスーパーが数軒あり、そのほかに個人商店が点在しています。都会の量販店のように値段は安くありませんが、日用雑貨は村内で手に入ります。また、山間部には移動スーパーも巡回していますし、宅配をしてくれる商店もあります。船引町まで出れば郊外型の大型店舗もありますが、村の人はなるべく地元の店で買うようにしています。地域社会では、それも大切なことなのです。

なお、都路村には蕎麦屋も寿司屋もパチンコ屋も開業医(村営の診療所・歯科診療所あり)も高校もありません。飲食店は食堂3軒、レストラン、鰻屋、カレー屋、焼き肉屋、ドライブインが各1店舗あるのみです。


仕 事
都路村は人口約3500人の過疎村です。昭和30年代には約5600人の村民がいたのですが、農林業の不振と高齢化の進行で人口が減り続けています。

村内には小さな工場もいくつかありますが、近年は不況で閉鎖・縮小される傾向にあります。地元で仕事を探すのはきわめて難しいのが現状です。

車で約40分の船引町まで出れば求人はあります。ただし、職種は限られており、土木建設関係の仕事が中心になります。また、以前は海沿いの原発施設へ通勤している人が多かったのですが、最近は仕事が減って県外へ働きに出る人が増えてきました。地方都市の郡山市へ通勤することも可能ですが、車で約1時間と決して近くはありません。

このように労働条件が厳しいため、移住者の大多数は定年後に田舎暮らしを始めた人たちです。就農者も受け入れてきましたが、農業で食べていくのは大変で、今のところ成功したと言える移住者はいません。

村では年金収入で自活できる人だけでなく、自らのアイデアで自営をめざす移住者も求めています。蕎麦屋などの飲食店は成り立ちにくいのが現状ですが、それでも夢を持って村に移り住もうとする方には、できる限りの側面サポートをいたします。自営の青写真を描いている方も、ぜひご相談ください。


賃貸アパート
「とりあえず村に住んでみたいので賃貸住宅かアパートはないか」という相談をよく受けます。しかし、現実にそういう物件はほとんどありません。

まずアパートですが、人口が減っている村でわざわざアパートを建設する業者はいません。また、公営住宅は地元の若者たちに需要があり、仕事が決まっていない移住者が入居することは困難です。

では、貸家はどうでしょう。都路村の人口は若者の流出などで減少傾向にありますが、空家は少ないのが現状です。仮に貸家が出ても、月2万円以下なら風呂、トイレなどは補修なしで住める状態ではありません。農村では通常、補修費は借り主負担となるので、賃貸でも多額の予算を組む必要が出てきます。現実問題として、貸家は建築中の仮住まい程度に考えた方が無難なのです。

もっとも、予算が少ない人が家を建てるための土地を借りる手はあります。相場は1反(=300坪)当たり年間5〜15万円前後です(固定資産税込みの価格)。この方法で小さな家を建てる場合なら、最低で1000万円程度から住居を確保することが可能です(現在、総額で950万円+借地料の物件あり)。

ただし、阿武隈山系は地価が安い地域なので、実際は借地を望む移住者はほとんどいません。売地+新築の標準的なラインとしては、土地代500万円+建築費1000万円の計1500万円から2000万円前後の予算を組む人が大半を占めています。


温 泉
阿武隈山系は地盤の堅い花崗岩台地で、地震にはきわめて強い地域です。それが首都機能移転の候補地になった理由の1つでもありますが、逆に言えば温泉資源は得にくい地域ということになります。同じ福島県でも県西部の会津地方は温泉が豊富ですが、阿武隈山系は観光資源がきわめて少ない地域なのです(気象条件も会津地方とは異なり、豪雪地帯ではありません。標高は400〜600m前後で、雪は東京よりやや多い程度です)。

ただ、最近になって隣の川内村の役場裏に公営の立派な温泉施設「かわうちの湯」ができました。入浴料は大人500円で、食べ物の持ち込みもOKです。また、車で約40分の大越町や富岡町にも大きな温泉施設があります。

太平洋からは車で35分くらいです。海釣りを楽しんだり、魚市場へ行くには好位置ですが、福島県の海沿いには原発の施設があるため、明るいリゾート地のイメージではありません。

温泉などの観光は少ない地域ですが、イワナやヤマメの渓流釣りを楽しむにはもってこいの地域です。4月から9月までが解禁で、1日1200円、年間5500円の遊漁料で気軽に釣りが楽しめます。


隣の川内村に完成した温泉施設
露天風呂もある


渓流釣りができる村内の古道川


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