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都路林産開発
〒９６３−４７０１
福島県田村市都路町古道字芹が沢６３−７
ＴＥＬ０２４７−７５−３３３３　
ＦＡＸ０２４７−７５−２８０８


　

　


-あははおほほの田舎暮らしを始めるために-

No.27 2003年2月13日

希望する物件の正しい伝え方


２月１１日の都路大橋。前回のバックナンバーと見比べてください

 　前回の「都路村周辺の冬の気象条件」は関心の深いテーマだったようで、数名の方から「わかりやすい」とお誉めの言葉をいただきました。都路村ではその後に雨が降り、雪は消えかかっています。都会の人は福島県＝雪が多いというイメージが強いらしく、本当にそんなに雪が少ないのかとよく質問されます。「だって太平洋側ですから」と答えると、皆さん納得されます。福島は東西に細長く、阿武隈山系の東側には大海原が控えています。都路村から太平洋までは２０kmちょっとですが、実はこの村にも微かに海が見える場所に家を建てた移住者もいるくらいなのです（ただし、かなり山の上でないと見えませんが）。あと１〜２回の降雪はありそうですが、積雪量はほとんど問題になりません。
　ところで、当社ではメールでの物件問い合わせが増えているのですが、最近おやっと思う質問が多くなりました。例えば「坪単価○○円以下で○○坪以上の土地を探しています」などはその典型です。値段の決め方は、良いものは高く、悪いものは安くするのが常識です。田舎の土地に当てはめれば、有効面積が広くて日当たり良好なものは坪単価が高く、逆に傾斜地が多くて有効面積が狭い・日当たりが悪い・道路条件が悪い・工事費の負担が大きい土地などは坪単価が低くなります。坪いくら以下の土地がほしいということは、あえてその悪い土地を探しているという話になってしまうのです。
高圧線の近くの土地も坪単価は低くなりますが、求める人はいません
　中古でも７００万円以下で即入居できて水洗は絶対条件とか、新築でも3０坪・14００万円で高気密・高断熱／オール電化／ログ風の外観／造成費込みなどと無理難題を言う人がいます。本人は言った者勝ちと思っているのかもしれませんが、赤字を出してまで仕事をやる業者はいないので、コミュニケーション・ギャップを生むだけです。あまり賢いやり方とは言えません。田舎物件の購入でいちばん大事なのは、むしろ利用目的と予算をはっきりさせることです。利用目的が明白な人には、「それならあそこに余っている部材があるから、それを使ってコストダウンさせましょう」といった提案ができる場合もあります。
下の「こんな物件を探しています」をクリックすると、業者に物件の希望を正しく伝えるためのシートが表示されます。他社に問い合わせるときも自由にお使いください。（Ｙ）

こんな物件を探しています

次回は「ボーリング工事の内容と費用」というお話
　

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