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都路林産開発
〒963−4701
福島県田村市都路町古道字芹が沢63−7
TEL0247−75−3333 
FAX0247−75−2808



 

 

田舎暮らしで飼うペットたち
せっかく田舎で広い土地を手に入れたのだから、ペットを飼いたいもの。このコーナーでは移住者の皆さんに(匿名の場合あり)、家族の一員となっているペットを紹介してもらいます。これから田舎暮らしの始める人も、その様子をのぞいてみてください。

第6回 平山健治さん・美恵子さん夫妻のチャボ


3羽のチャボ。色とりどりで、いちばん左がオスです。
 

 福島県田村市都路町の移住者・平山さんご夫妻のお宅には、2坪の鶏小屋があります。中をのぞくと、何種類もの鶏が飛び回っていました。とりわけ目立つのは色鮮やかな3羽の小さな鶏たち。今回はそのエピソードをうかがいました。
 
●●今日ご紹介いただけるのはシャモだとうかがったんですが、チャボの聞き間違いでしたか。

妻「いや、そうではなくて、いただいたときはシャモだと聞いていたんです。私もシャモにしては弱そうな感じがしたけど、持ち主がいうんだから間違いないと思って。ところが、先ほど鶏に詳しい移住者の滝原さんが顔を出して、これはチャボだと断言された(笑)。胸から尾が黒っぽいものがオス、完全な白と薄茶色の2羽がメスです。このほかにロードアイランド系のメスが3羽、烏骨鶏がオス・メス1羽ずつ、会津地鶏のメスが1羽、合計9羽いるんですよ」


手作りの鶏小屋。敷地内のあり合わせの木で作ったとか。

●●チャボを飼い始めたキッカケは?

妻「隣村に移住したご夫妻が、地元の人からもらったそうです。ところが、奥さんが親の病気で都会へ戻ることになり、ご主人が面倒を見ていた。10数羽もいたんだけど、鶏小屋が小さかったんですね。それで別の移住者のところに運んだの。一時は20羽くらいまで殖えたんだけど、小屋の穴からネコが入るみたいで、1羽ずつやられちゃったんですよ。それじゃ可哀想ということで、うちに連れてきたんです」
倉庫には鶏、犬や猫の餌が。ペットを育てるにもお金がかかります。

自分で作った餌やり器。自動的に少しずつ餌が出てきます。
 

●●ここにも猫や犬もいますが、鶏とケンカはしませんか。

妻「犬のタロは鶏に遊んでほしくて、最初は大騒ぎしました。ネコのトラは近づかない。自分より大きい動物が恐いんでしょうね。鶏同士もケンカしないよう、鶏小屋を2部屋にしたんだけど、不思議にケンカしないんです」

●●卵はよく産むんですか?

妻「それがまったくなの(笑)。白いチャボが2日に1個くらい産むだけ。その卵も小さいし、とくに味がいいというわけでもない。黄味は濃いですけどね。でも、見た目が可愛いでしょ。オスは羽がきれいだし」

夫「だから完全にペット。何の役にも立たないんだ」
 


手前がチャボの卵。市販や他の鶏の卵に比べて、格段に小さいのがわかります。
 

●●ご主人は鶏の世話をするんですか。

妻「とんでもない。どこに餌があるかも知らないくらいですよ(笑)。餌といえば、最近は高くなって20kg入りの配合飼料が1500円以上もする。うちはカインズホームで1000円弱の安いやつを買っているけど、野菜クズや残飯をあげても9羽で月に1袋以上は配合飼料を食べますね」
 

●●それで2日に1個では、かなり高価な卵ですね。

妻「それどころか、うちは卵を買っているんですよ(笑)。せめて卵を産むメスがあと3〜4羽ほしい。産まないのは人にあげるといったら、ダンナは絶対にダメだって」

夫「鶏も飼っていると、人になつくんだよね。放しておいたら、こっちに近寄ってくる。やっぱり情が湧いてくるもの。もう5羽くらい死んだけど、ちゃんと丁重に埋葬しているんだ」


愛犬タロ。もともとは猟犬ですが、おとなしく佇んでいます。


●●奥さんは千葉の農村部のご出身ですが、子どもの頃に鶏を飼っていたんですか。

妻「うちは卵を売っていたの。平飼いだったけど、数十羽はいたんじゃないかなあ。でも、鶏は嫌いだった。相手が子どもだとバカにして、目の前を飛んで脅かすのよ」

●●そのトラウマを克服して、現在に至っているわけですね。鶏小屋も手作りだとか。家をセルフビルド中の平山さんならわけありませんね。有り難うございました。
 

平山さんのHP「山村移住記」はこちら
 

健治さんを訪ねてきた滝原さん(左)。お互いに情報交換しています。