第4回 浅野隆造さん・容子さんご夫妻の愛猫「ジジ君」と「シーちゃん」 |
ちょっとメタボかな? でも、2階を上り下りします。
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4年前からログハウスをセルフビルドしている浅野家の2階には、2匹の猫ちゃんが住んでいます。やや太り気味の三毛猫は「ジジ君」、もう1匹はアメリカンショートヘアが混ざった「シーちゃん」。年齢は7〜8歳で、ともにメスだとか。ご主人が先に移住し、奥さんも1年半前に合流しましたが、そのとき千葉県から一緒にやってきました。ともにマイペースで、微笑ましい猫ちゃんたちです。アメリカ生活の経験もある浅野さんご夫妻ですが、「メタボ猫」などユニークな言葉がいっぱい出てきます。とっても楽しい家族です。
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●●ジジ君はいい体格をしていますね。
夫「朝5時からニャーニャーと餌を催促するんですよ。とにかくよく食べます」
妻「食欲大魔王と呼んでいるくらい(笑)。メタボ猫で、階段を下りるとき音がします。体重は前は6kgだったけど、もう恐くて測っていません。愛想もよくないんですよ」
●●シーちゃんは性格が違うんですか?
妻「お嬢さん猫で、安いドライフードをあげてもフン!という感じ。私にはベタベタとストーカーのようにすり寄ってきます。でも、知らない人がいると出てきません」
夫「玄関の戸に飛びついて引っ掻くのはシーちゃん。ネズミやモグラを捕ってきたりするから、動物的な本能もジジより強いかな」 |
ジジ君を抱く隆造さん。まさに猫好きです。
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人見知りが激しいシーちゃん。何とか撮影に成功しました。
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●●千葉ではどんな暮らしをしていたんですか。
夫「マンション6棟で680世帯という街に住んでいました。ここ葛尾村が473世帯だから、それよりも多い。うちの子が拾ってきたんだけど、2匹でそこら中の壁を引っ掻いちゃって。マンションはもう処分しましたが、100万円は資産価値を落としてくれました(笑)」
妻「マンションから出さなかったから、ストレスもあったんでしょうね。メス同士でケンカもするけど、こっちではやらなくなった。2〜3週間でこっちの環境に慣れたみたいです」
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●●猫ちゃんたちにとっても、田舎暮らしがいいみたいですね。
妻「ジジ君は鼻が白いんだけど、外に行くと真っ赤にして帰ってくる。興奮するからなのかなあ」
夫「ジジは玄関の前で座って、開けろと要求します。畑にも付いてくるんですよ。外では狛犬のように何かを見ている。シーサー猫みたいな感じ(笑)。シーちゃんも1日中、自分の好きなように動いています」
妻「猫の手を借りたくても、何の役にも立たない。ジジ君は重石くらいにはなるけど(笑)。ニスを塗ったカウンターの天板には足跡を付けちゃいました」
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玄関の戸に付けたシーちゃんの爪痕です。
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「玄関を開けろ」と要求するジジ君。本当は賢いのかも。
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●●いまの猫ちゃんたちは3代目とか。
妻「結婚して初めて飼った1代目は、23年間生きたんです。次のヒマラヤンは5年くらい。アメリカで生活していたときも連れていったんですよ」
夫「そもそもは実家の父が猫嫌いで、中学時代に下宿して初めて飼ったんです。結婚してから1代目はアパートでこっそり飼っていたんだけど、賢い猫で壁をひっかいたりもしなかったなあ」
妻「うちの母も猫嫌いだった。大学のとき拾ったのが最初です」
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シーサー猫に変身。何を見ているかは家主もわからないとか。
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●●親が猫嫌いとは、面白いエピソードですね。お二人ともこんなに猫好きなのに。
妻「そういえば今月、東京からもう1匹やってくるんですよ。私たちが猫好きだと聞いて、友人がオスを飼ってくれという。きりがないから、これでお仕舞いにしますけどね」
●●賑やかになりそうですね。ありがとうございました。
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ログは99%完成。猫ちゃんたちとお二人の田舎暮らしが続きます。
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