第３回 川村巌さん・洋子さんご夫妻の愛犬「リッキー」と「アンジェラ」 |
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外でくつろぐリッキーとアンジェラ。川村家の家族です。
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川村家の玄関を開けると、ゴールデンレトリバーの大きな２匹が体ごと寄りかかって歓迎してくれました。すごく人なつこいワンちゃんたちです。オスのリッキーは７才、メスのアンジェラは５才。人間だと４８才と３８才くらいの夫婦で、子どもはできなかったとか。小犬のときから川村さんご夫妻と川内村で一緒に暮らしており、すっかり家族の一員です。
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左がリッキー。毛がモコモコしています。
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●●２匹とも元気ですね。とくにオスのワンちゃんは。
妻「いま興奮期に入っているんです。夜中からアンジェラを追いかけ回している。今朝なんて３時くらいからですよ。もう大変」
夫「リッキーの方が体が大きい。毛がモコモコしているのは、犬用のバリカンで刈ったの。掃除機と接続して吸い込むやつなんだけど、刈ったら羊みたいになっちゃった（笑）」
●●大型犬を飼うのは、初めてではないそうですね。
夫「移住前は千葉県松戸市にいたんだけど、２０年くらい前にグレートデンを飼ったことがある。人間の肩に手を載せると顔が上にあって、身長は２ｍ。体重も７０ｋｇくらいあったなあ。まるでお馬。あれが犬でいちばん大きいでしょう」
妻「当時は松戸も畑がいっぱいあったけど、いまは住宅地でとても飼えない。夜中に鳴き声が聞こえると、近所迷惑にもなりますからね。８年前に川内村に移り住んだのは、犬を飼いたいという理由もあったんですよ」
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●●これだけ大型になると、餌代が大変でしょ？
夫「いや、そうでもないよ。アメリカ製のアイムスというペットフードは、１袋７．５ｋｇ入りが安売りのとき１９００円で買える。２匹で月に１．５袋だから、３０００円くらい。それをお湯でふやかしてあげるんだ。野菜の切りくずも茹でて混ぜるの」
妻「安売りの豆腐も半丁くらい入れますね。それから近くの農家で牛乳をもらってくる。生産調整で紅を入れる前の搾りたてだから、すごくぜいたくですよ」
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餌はおもにアイムス。色が混ざっているものは使わないとか。 |
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床が傷むので敷物がいっぱい。でも、冷たい板の間がお気に入り。
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●●散歩はどうしているんですか。
妻「私が朝５時から約３ｋｍを１時間半、夫が夕方５時から約５〜８kmを２時間くらいやります。散歩のついでにいろんなところを見られるのが楽しい。人間だけなら怪しまれるけど、犬がいっちゃったという感じで口実にできるから（笑）」
夫「郡山に行ったときも女子高生が『かわいい』と寄ってくる。女の子には受けがいいんだ。１人だけ男子生徒が『噛みつきませんか』と話しかけてきたから、タバコを吸うやつは噛みつくぞと脅してやった（笑）」
●●川村さんはもともと学校の先生ですものね。ワンちゃんは旅行のときも連れていくんですか。
夫「ワゴン車があるから、どこでも連れていくよ。ペット可の宿も利用するけど、無料から５０００円と幅がある。素泊まりで５０００円は、さすがにふざけるなと思ったね」
妻「たまに都会へ連れていくと、犬の毛がすぐ汚れるの。やっぱり空気が悪いんですね。向こうではクーラーも必要です」
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愛犬が登場するカレンダー。川村家の娘さんの作品です。
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●●二人ともワンちゃんが大好きなんですね。
妻「やっぱり可愛いし、家族と同じですからね」
夫「犬がいなかったら、夫婦の会話なんてないよ。お互いに当たるものがあるからいいんじゃないかな」
●●ありがとうございました。
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川村家は人間とワンちゃんの２夫婦で暮らしています。 |
雪の上でも仲の良いワンちゃん夫妻（写真は川村家提供）。 |
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