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都路林産開発
〒963−4701
福島県田村市都路町古道字芹が沢63−7
TEL0247−75−3333 
FAX0247−75−2808



 

 


都路村は中通りの東端に位置しますが、古くから浜通りとの交流があり、言葉にもその影響が出ています。
このコーナーでは、福島県の中・浜通りでよく使われる方言や慣用句を紹介していきます。
【第18回】

「んだど」「かか」「なして」「かつける」
「しゃああんめ」
 

東北では上に「ん」を付ける言葉が少なくありません。そうだという意味の「んだ」、そうでしょという意味の「んだぱい」などはその一例。「んだど」も似ていますが、「〜なんだってよ」という意味です。見てきたときの描写に使います。
   

これはすぐにわかるかもしれません。奥さんという意味です。親しい奥さんを指すときだけでなく、自分の妻に対しても使います。「おっかあ」も似た言葉です。
   

北日本で広く使われている方言です。なぜ、どうして、という意味です。近い言葉に「なした?」もあり、どうしたの? 何したの? という意味です。「おまえ、そんな顔してなしたのよ?」という風に使います。
   

これは少し難しいかも。○○のせいにする、○○に責任をなすりつける、という意味です。厳しい言葉ですが、子ども同士でも「トシ君はすぐ人にかつけっから、もう一緒に遊ぶのやーめた」という風に使います。
   

しょうがない、仕方がない、という意味です。少し力を抜いて話します。そんなこといったってしょうがないでしょという表現は、「んなこといったってしゃああんめ」という風に使います。
   

--- 以上を踏まえて、会話してみましょう ---

 
「ゆんべの酒飲みでよ。涼太がすごく暴れたんだど」

「かかに逃げられたからだべ」

「なしてよ」

「信子が転んで、バレーさ負けたって」

「そんなことかかにかつけたって、しゃああんめえ」
 

 


「年だから、転んだってしゃああんめえ」


 

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