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東北では上に「ん」を付ける言葉が少なくありません。そうだという意味の「んだ」、そうでしょという意味の「んだぱい」などはその一例。「んだど」も似ていますが、「〜なんだってよ」という意味です。見てきたときの描写に使います。 |
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これはすぐにわかるかもしれません。奥さんという意味です。親しい奥さんを指すときだけでなく、自分の妻に対しても使います。「おっかあ」も似た言葉です。 |
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北日本で広く使われている方言です。なぜ、どうして、という意味です。近い言葉に「なした?」もあり、どうしたの? 何したの? という意味です。「おまえ、そんな顔してなしたのよ?」という風に使います。 |
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これは少し難しいかも。○○のせいにする、○○に責任をなすりつける、という意味です。厳しい言葉ですが、子ども同士でも「トシ君はすぐ人にかつけっから、もう一緒に遊ぶのやーめた」という風に使います。 |
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しょうがない、仕方がない、という意味です。少し力を抜いて話します。そんなこといったってしょうがないでしょという表現は、「んなこといったってしゃああんめ」という風に使います。 |
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--- 以上を踏まえて、会話してみましょう --- |
「ゆんべの酒飲みでよ。涼太がすごく暴れたんだど」
「かかに逃げられたからだべ」
「なしてよ」
「信子が転んで、バレーさ負けたって」
「そんなことかかにかつけたって、しゃああんめえ」
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