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第1回(2003年4月21日) |
「林産トピックス」は特別に皆様にお伝えしたい事項があったときに登場するコーナーです。また、写真では阿武隈山系の近況もご報告いたします。 |
気持ちも新たに出発します
(株)都路林産開発 代表取締役 吉田吉一
皆様には日頃より都路林産開発に多大なるご厚情を賜り、心より御礼を申し上げます。
先週のテロップでもお伝えしましたが、当社は平成15年4月14日をもちまして有限会社から株式会社に変更いたしました。その経過につきまして、若干ご説明させていただきます。
当社はもともと林業からスタートした会社ですが、林業の構造的不振ということもあり、平成の幕開けとともに田舎暮らし事業を展開してまいりました。その結果、山間地でありながら都路村で移住者40数世帯、セカンドハウス建築50数世帯、周辺町村も合わせると200世帯近くの方々に田舎暮らしのお世話をさせていただくことができました。皆様のお陰によるものと、深く御礼を申し上げます。 |
代表の吉田です。今後ともよろしくお願い申し上げます |
山村の基幹産業はもともと農林業でしたが、第一次産業の衰退とともに土木建築業へと転換いたします。同時に、各種の下請け工場などが全国に建設されました。しかし、平成の大不況で工場の閉鎖が相次ぎ、公共依存の土木建設業も苦境に立たされています。そういう時代背景の中で、当社は補助金に頼らない内発的事業に取り組んできました。お陰様でこの大不況にもかかわらず10数名の雇用を確保し、社外的にも地元の大工さんなど土木建設関係者に多くの仕事を提供していただく結果となっております。
しかしながら村内全体を見渡すと、雇用の場が減少し続けているのが現状です。地元にいたくても仕事不足でいられない人がたくさんいるのです。私は愛する郷土・都路村に、もっと多くの働く場を創る夢を持っています。田舎暮らし事業は好調ですが、雇用の場としては限界があります。そこで、当社は田舎暮らし事業と並行して、新たにエコ事業を展開することにしました。まだ具体的プランを発表できる段階にはありませんが、21世紀にふさわしい環境をテーマにした事業に取り組みます。
エコ事業が軌道に乗るには時間がかかると思いますが、将来に向けての第一歩を踏み出すために株式会社に転換しました。長い目で新事業を見つめていただければ幸いです。当面はご賛同者へ社債の発行・配当を行う予定ですが、ゆくゆくは詳細に事業内容を公表していく所存です。
なお、私個人は都路村議会議員を2期務めたわけですが、この4月の村議選では出馬を見送ることにいたしました。とりあえず1回お休みをいただきます。より都会の人に愛され、より地域に貢献できる都路林産開発にするため、いまは事業に専念すべきだと考えたからです。これまでご支持をいただいた皆様に感謝申し上げるとともに、不出馬の心情をご理解いただけますようお願い申し上げます。
当社は「あははおほほの田舎暮らし」をキャッチフレーズに、今後も都会の人と地域を結ぶお手伝いを続けてまいります。引き続き都路林産開発にご厚情を賜りますよう、心よりお願い申し上げてご挨拶といたします。
桜咲く都路村にて |
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