当社のテリトリーは福島県東部の田村郡を中心に、双葉・相場・安達の各郡にまたがっています。このコーナーでは有名・無名を問わず、一見の価値がある見どころ
・食べどころを紹介します。
【第3回】 三春の滝桜(三春町)
人間と比べるとその巨大さがわかるはず。見事の一語です!
郡山市の東隣にある三春町は、梅・桃・桜が同時に咲くことから町名が付けられました。最近は合併しない町としても話題を呼んでいますが、当地の代表的な観光地が国の天然記念物「三春の滝桜」です。
春の阿武隈山系は、咲き乱れる桜の名木をあちこちで見ることができます。その様子は「都路フォトアルバム(2002年
福島県中・浜通りの春編)」でお伝えしましたが、何度でもご紹介したいのがこの巨大なしだれ桜です。樹齢は1000年とも1200年とも言われ、春には滝が流れ落ちるかのように無数の小さな花を咲かせます。樹高12m・根周り11m、枝張りは幹から北へ
4.6m、南へ13.9m、東へ10.7m、西へ14.5m。近くで見ると、その巨大さに圧倒されます。岐阜県の薄墨桜、山梨県の神代桜とともに日本三大桜の一つに数えられていますが、写真で見比べても滝桜より素晴らしい桜があるとは思えません。シーズン中はすごい混雑で周辺が有料駐車となるのが残念ですが、ライトアップされる夜や駐車場が営業する前の早朝に出かけるのも1つの手。車がない人は三春駅から臨時バスも運行されます。今年の開花は例年通りという予想が出たので、4月15日頃が目安です。あと3週間後ほどで見頃を迎えるので、その勇壮な姿をぜひ現地でご覧ください。
昨年の滝桜。早朝7時でもこれだけの観光客がいました |
|
たむら周辺の見どころ・食べどころ index ページはこちら |
当サイトトップページはこちら |
|