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都路林産開発
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TEL0247−75−3333 
FAX0247−75−2808



 

 


-あははおほほの田舎暮らしを始めるために-

No.47 2005年1月31日

阿武隈山系で使われている暖房(その2)


豊作を祈願する「農の始め」。
上が今年、下が昨年

 ニューヨークでは大雪だそうですが、暖冬かと思われた阿武隈山系も今年は雪がやや多めです。写真は1月11日の恒例行事「農の始め」の昨年と今年の比較。違いは一目瞭然です。ただ、今年はもう1つ不思議な現象が起きました。国道288号線沿いは西から三春町、船引町、常葉町、都路村、海沿いの大熊町と続く(この間約50km)のですが、いつもなら常葉町、都路村、船引町、三春町、大熊町の順に雪が多いのが、今年は三春町、船引町が深雪、常葉町と都路村は例年よりちょっと多い程度、大熊町は無雪なのです。おそらく三春町と船引町は日本海側の低気圧によって雪がもたらされ、都路村は春の浜雪に近いものが降ったのでしょう。現在はかなり融けてきましたが。
 さて、暖房シリーズの2回目です。阿武隈山系の移住者に人気なのは、何といっても薪ストーブ。田舎暮らしのイメージにぴったり、炎を見つめていると心が和むということもあるのですが、最大の理由は温かさです。直火が温かいというより、むしろ遠赤外線の効果によるもの。周囲にじんわりと伝わり、冷めにくい性質を持っているのです。燃焼効率も良く、「寝る前に大きな薪を1つ入れておけば朝まで火が消えない」とある移住者は話します。この暖房器具は国産もありますが、ヨーロッパやカナダ、アメリカの製品を使っているケースがほとんど。重厚で性能のいい製品が多いからです(新築段階で組み込む場合は当社にご相談ください)。


これはアンデルセンというメーカーの薪ストーブ。ガラス越しに火が見える構造に

費用は本体20万円くらいから。実は煙突も温かさにとって重要な部分で、高いものは本体と同じくらいの値段がします。価格にはかなり幅がありますが、極端な安物は暖房効率・耐久性ともに低いので、あまりお勧めできません。


一冬分でこれだけの薪が必要。けっこう重労働です

 薪ストーブを使うには、当然ながら薪が必要です。薪に適するナラやクヌギなどの原木は当社でも販売していますが(価格は一冬分20石で5〜6万円くらい)、薪割りは自分でやってもらわなければなりません。まず原木をストーブの大きさに合わせて玉切りし、さらにこまかく割っていきます。これがいい運動になるわけですが、一冬分の薪割りとなると時間も体力も必要です。
イメージだけで薪ストーブを選択した人は、加齢とともに作業が億劫になりかねません。ただ、最近は油圧式の電動薪割り機も3〜5万円程度で市販されているので、やり方次第ともいえます。薪ストーブにはさらに、年に1回の煙突掃除や機械の点検といったメンテナンスが必要。ものぐさには不向き、体をまめに動かす人に向く暖房器具なのです。(Y)


油圧で押し割る薪割り機。スイッチを押すだけです

 

次回は「阿武隈山系で使われている暖房(その3)」というお話
 

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