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都路林産開発
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FAX0247−75−2808



 

 


-あははおほほの田舎暮らしを始めるために-

No.45 2004年11月22日

地元で車の免許を取る方法


晩秋の阿武隈山系を彩るモミジ。最後の見ごろを迎えています。

 阿武隈山系では天候が崩れても長引くことは珍しいのですが、今年くらい長雨が続いた秋も記憶にないほど。実はそれだけ気温が高いのです。例年ならもう朝は車のフロントガラスが真っ白になっているはずですが、水滴が付いたまま。紅葉も姿を消しているはずなのに、まだ色づいています。さすがに終盤に近づいていますが、山に赤いものが残っているのです。それがモミジで、カエデの中でとくに紅葉の美しいものをそう呼ぶのだとか。葉が赤くなるのは日光が弱くなると葉のつけねに壁ができて養分が流れなくなるためですが、人間の目には幻想的な風景に映ります。日に日には寒暖差が大きくなってきましたので、もう少し真っ赤な紅葉が楽しめそうです
 さて、今回は車の免許について。その34で「車なしでも暮らせるか」というテーマを取りあげましたが、まだ免許の重要性を理解していない人が多いようです。
先日も60代の新規就農希望者から「広くて安い土地で農業を始めたい」というメールがきました。具体的に聞いてみると、「とりあえず4町歩の土地を買って、移住後に車の免許を取って、それから農業を覚えたい」のだとか。正直、びっくりしました。60代の就農ですら一般的には難しいのに、車なしで4町歩の農地を相手にできると本気で思っているとは・・・。4町歩といえば、1万2000坪です。隅から隅まで歩けば1時間くらいかかる面積ですし、農業をやるにはトラクターや軽トラの操作も必要。プロの農家をめざす人は、移住前に車の免許と最低限の農業技術を習得しておくべきでしょう。


農家はもちろん本格的な自給自足をめざす人も、農業機械の操作は必要になってきます

 本格的な就農ではなく定住というなら、車は田舎に来てから取る方法もあります。不便な田舎でどうして自動車学校に通えるのか疑問に思う人がいるかもしれませんが、過疎地域では免許を取る人も減っているので、自宅または近くの集合場所まで学校の車で送迎するシステムがあるのです。


船引町の自動車教習所。この風景のなかで免許を取れるのも田舎ならでは

移住後に免許を取った40代後半の奥さんは「こちらの希望をちゃんと聞いてくれるし、教え方も親切ですよ。昔の教官は厳しくて手を叩かれたものだと夫が言っていましたが、そんなことは全然ありません。もう年だから不安はあったんですけど、取得まで2カ月かかりませんでした。毎日行けば1カ月でも取れるようです。費用は都会の友人から年齢分くらいはかかると言われていたんですが、20代後半で済んだんですよ(笑)」と話します。30万円以内で収まるかどうかは本人の能力や取得の時季にもよりますが、都会よりもかなり安いことは確か。
都路村には船引町の自動車教習所で教官をしている村民もいます。その方を紹介することもできますので、移住後に免許を取りたい方はご相談いただければと思います。(Y)
 

次回は「田舎でやってはいけないこと(その1)」というお話
*阿武隈山系で使われている暖房(その1)に変更しました(12/27)*
 

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