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都路林産開発
〒963−4701
福島県田村市都路町古道字芹が沢63−7
TEL0247−75−3333 
FAX0247−75−2808



 

 


-あははおほほの田舎暮らしを始めるために-

No.36 2003年10月13日

田舎で自営業をめざす人の心得(後半)
 都路村周辺では1週間ほど前から稲刈りが始まり、この週末が最盛期になるはずでした。ところが、たまたま低気圧の通過で豪雨となり、あと数日ずれ込む模様です。おかげで隣村の温泉「かわうちの湯」は大繁盛で、まさに芋洗い状態でした。気になる米の作柄ですが、10年ぶりの冷夏で福島県は「不良」となっています。特に早場米はいもち病が多発し、壊滅に近い農家もいました。しかし、晩稲の方は9月の天候回復もあって収量が回復。なかでも福島県が開発した「ふくみらい」は耐冷性・耐病性に優れているため、思ったほど収量が落ちていないようです。10年に一度の天災もある意味で自然の摂理なのかもしれませんが、それが連続して起きないことを祈りたいものです。


「不良」で心配しましたが、何とか収穫期を迎えました


 当社では最近、事業目的の土地取得が増えています。前回はその場合の資金計画について述べましたが、潤沢な資金があれば田舎の事業が成功するわけでもありません。近隣の農家はどんな移住者が来るのか期待と不安の両方を持っており、特に事業目的となれば産業廃棄物のような危険なものを持ち込まないだろうか、都会の人がいっぱい来て騒がしくならないだろうか、といった警戒心を抱くもの。ゆえに、地域住民に対して事業計画の概要を知ってもらう必要があります。ところが、当社にすら「企業秘密だから詳しく教えられないんだけど・・・」とか「ここで説明してもあんまり理解してもらえないでしょう」と多くを語らない人がいるのです。はっきり申し上げますが、そういう人の企画力が私たちの想像を上回ったことはなく、独り相撲に過ぎません。過疎地で事業を成立させるにはそれなりの根拠が必要で、頭でっかちでは通用しないのです。

養魚場など水を使う事業も地域の理解が必要です
 また、地域社会で事業を始めるには一定のルールがあります。その代表的なものが水利権で、個人用の遊びの池くらいならともかく、大量の水を勝手に引いて汚したものを河川に戻すことは許されません。そのほかにも道路の利用や騒音の問題、同業他社への配慮など、いろんな要素が絡んできます。事業目的だから真剣になるのはわかりますが、自己中心の発想だけで地域社会と折り合いをつけないものは必ず失敗します。当社は農村の地元業者なので、許される範囲と許されない範囲の大まかな判断は付きます。事業計画は隠さず、土地見学の段階から正直に話してほしいものです。(Y)

次回は「田舎物件の安売り店ではありません」というお話
 

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