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都路林産開発
〒963−4701
福島県田村市都路町古道字芹が沢63−7
TEL0247−75−3333 
FAX0247−75−2808



 

 


-あははおほほの田舎暮らしを始めるために-

No.35 2003年9月8日

田舎で自営業をめざす人の心得(前編)
 9月6日(土)、都路村の古道幼稚園・小学校でふれあい参観が実施されました。これは全園児・全校児童とその保護者が参加する毎年恒例の学校行事で、朝に授業・保育参観をしたあと、親子揃ってカレーライス作り。煮込んでいる間に2時間のミニ運動会を行います。


親子でボールを段ボールに載せて運ぶ競技。意外に難しいです

昨年まではドッジボールでしたが、今年は8班に分かれてボールリレー・ピンポン玉リレー・ぞうきんがけリレーなどで順位を競いました。大人も子どもも真剣そのもので、全身が汗びっしょり。そのあと車座になって食べたカレーとフルーツポンチの味は、また格別でした。幼稚園と小学校で111名+保護者という規模だからこそ、地域と学校が一致団結してこういう行事ができるのです。


みんなで作ったカレーだからよけいに美味しく感じるのです

 
 話は変わりますが、当社が都会の人に提供している土地は100万円前後から数千万円までとかなり幅があります。一昨年までは、土地だけで1000万円を超える物件は好まれないというのが私たちの認識でした。ところが、この1年間で成約した物件は1000万円以上の売地が多いのです。この不況下に不思議なのですが、その原因の1つが自営業目的の土地取得が増えていること。めざす職種は農業、観光牧場、オートキャンプ、飲食業などさまざまですが、多様な事業展開をするために1町歩単位の広い土地を求めるケースが稀でなくなってきたのです。


都路村の移住者が始めたカレーとナンの店。人気を得ています

 このコーナーで何度か指摘しているとおり、定年後に田舎暮らしを始めるのと違って、田舎で自営業を始めるのは簡単ではありません。特に最近は30〜40代の若い自営希望者が増えているのですが、「しっかりした事業計画がないと無理ですよ」と釘を刺すことがたびたび。というのも、この年齢層は田舎に行けば何とかなる、私のアイデアならすぐ融資を受けられると勘違いしている人が多いのです。今回は資金の話に絞りますが、田舎でも事業を始めるとなれば土地代はもちろん、自宅くらいは自己資金=現金で取得する必要があります。そのほかに事業資金もかかるからです。
事業を軌道に乗せて生活費を賄うことはできても、その利益で不動産の資金回収ができるほど田舎の商売は甘くありません。少なくとも土地取得からローンを組まないと成り立たない事業なら、成功する確率は10%以下。止めた方が無難です。農業を含めて事業目的の方が用意すべき自己資金は、最低で2000万円(それも借金でない純粋な自己資金)、できれば3000〜5000万円というのが1つの目安でしょう。(Y)

次回は「田舎で自営業をめざす人の心得(後編)」というお話
 

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