足踏み脱穀機を使った豆落とし。2人の呼吸を上手く合わせる必要があります
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11月中旬、ある農家が移住者と共同で豆落としをしました。これは畑で乾かした大豆を脱穀する作業で、来春の味噌づくりに備えるものです。少しでも天気が悪いと豆殻から豆が落ちないので、晴天を待って行います。今でも棒で叩いて脱穀する農家がありますが、この日は機械を使いました。といっても大規模農家が使うビーンスレッシャーなどではなく、戦前に造られた足踏み脱穀機。自給用としては、これで充分なのです。操作は2人でしますが、呼吸を合わせないと上手く脱穀できません。移住者の皆さんは「どうして農家はこんなにやり方が上手いんだろう」としきりに感心していました。こういう作業を通して、農家と移住者との交流が深まっていくのです。 |