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都路林産開発
〒963−4701
福島県田村市都路町古道字芹が沢63−7
TEL0247−75−3333 
FAX0247−75−2808



 

 


-あははおほほの田舎暮らしを始めるために-

No.22 2002年11月25日

地元の大工でどんな家が建てられるか


足踏み脱穀機を使った豆落とし。2人の呼吸を上手く合わせる必要があります

 11月中旬、ある農家が移住者と共同で豆落としをしました。これは畑で乾かした大豆を脱穀する作業で、来春の味噌づくりに備えるものです。少しでも天気が悪いと豆殻から豆が落ちないので、晴天を待って行います。今でも棒で叩いて脱穀する農家がありますが、この日は機械を使いました。といっても大規模農家が使うビーンスレッシャーなどではなく、戦前に造られた足踏み脱穀機。自給用としては、これで充分なのです。操作は2人でしますが、呼吸を合わせないと上手く脱穀できません。移住者の皆さんは「どうして農家はこんなにやり方が上手いんだろう」としきりに感心していました。こういう作業を通して、農家と移住者との交流が深まっていくのです。
 ところで、最近「地元の大工さんはどんな家が建てられますか」とか「地元に建築を依頼する場合の価格目安を教えて」という問い合わせが何件かありました。都路村には法人で6工務店、個人でやっている大工も含めると10くらいの建築業者がいます。それぞれ農家の大家普請を手がけてきた、腕のいい職人ばかりです。都会の人の住居や別荘を建築するようになったのは10数年前から。当初は都会の人が望む小さな住居やバリアフリー設計に戸惑いもありましたが、経験を積むことで施主の方にいろんな提案ができるようになりました。当社は通常、設計と施工監理を担当しています。
18坪で850万円のローコストプラン。トイレは水洗です

 
 寒冷地対策としては、床・壁・天井に100ミリのグラスウール断熱材や発砲ウレタン材を施工し、希望に応じて外部サッシのペアガラスなども導入します。建築費は夫婦2人用なら18坪で850万円(合併浄化槽費用込み)のプランがあり、単身者用は12坪で750万円から、が目安となります。標準工事は30坪で1500万円くらいです。もっとも、当社は現在、約150坪という大きな木造建築も手がけています。移住予定のSさんに施工を依頼されたもので、建築費は一般家屋の10軒分近くになります。長さ16mの杉丸太(皮むきだけで1カ月かかりました)を何本も構造材に取り入れたり、建材に自然素材だけを使用したり、まさに環境に優しい未来志向の建物です。都会の建築家が設計した建物ですが、当社の専務が一級施工監理技士の資格を持っているので現場を任されているのです。小さな家だけでなくこういう仕事もやっているという意味で、ご紹介させていただきました。(Y)
S邸の3階部分の天井。ログでも和風建築でもない未来志向の設計です

おまけ・・・スタッフ紹介


建築を担当する吉田専務。楽太郎に似ていますが、腹黒くありません(笑)
【吉田一巳・よしだかずみ】
都路林産開発専務。42歳。二級建築士・一級施工監理技士。村内では古小PTA副会長などさまざまな役職に就く。都会の人の信頼に応える手堅い仕事に定評が。

次回は「ログハウスの施工について」というお話

 

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