問い合わせ・資料請求・田舎暮らし物件見学希望はこちら

田舎暮らし物件リストのご請求はこちら

現在販売中の
田舎暮らし物件

田舎物件 ・田舎不動産の特徴

都路にないもの
都路にあるもの
村おこしの歴史
都路はどこにある
都路林産開発の紹介
現場レポート
田舎暮らし一般コラム
阿武隈のとびら
移住者レポート
『田舎暮らしの道具』拝見
たむら周辺の
見どころ・食べどころ
都路フォトアルバム
福島東部のお国言葉
みちのくの樹木たち
むらに響く音
 田舎のレシピ
シンプル! 
アウトドア・クッキング
わたしの手作り
わが家のペット自慢
林産トピックス
リンク集
トップページ
プライバシーポリシー
リンクポリシー
メールはこちらへ
クリックすると「現在販売中の物件」ページにジャンプします

都路林産開発
〒963−4701
福島県田村市都路町古道字芹が沢63−7
TEL0247−75−3333 
FAX0247−75−2808



 

 


-あははおほほの田舎暮らしを始めるために-

No.21 2002年11月11日

現況有姿売買とは何か


水道管の凍結防止装置。コンセントを差し込むだけでOKです

 10日朝、都路村はうっすらと雪化粧しました。昼までには融けてしまいましたが、今年は冬の訪れがやや早いようです。この時期にしなければならないのは、冬タイヤへの交換、薪のストーブ・風呂を使っている家庭は薪割り、石油ストーブを使っている家庭は円筒掃除や試運転、そして水道管凍結防止装置のコンセント差し込みなど。最後の差し込みは1家庭で6〜10個くらいあるのですが、うっかり忘れると冬季に水道管破裂の恐れもあります。本格的な冬に備えて、どの家庭もにわかに忙しくなってきました。
 2日、東京で開かれた「NPOふるさと回帰支援センター設立記念シンポジウム」に参加しました。同センターは自治体・連合・生協・JAなどで構成された組織で、理事長に作家の立松和平氏、顧問に俳優の菅原文太氏やJA全中会長の宮田勇氏、連合会長の笹森清氏といったそうそうたる顔ぶれが揃っており、何と100万人のふるさと回帰をめざすという大々的なアドバルーンを掲げています。どこまで実行性があるかは不明ですが、ユニークな公的組織にはなりそう。当社もその活動を注目していきたいと思います。
ふるさと回帰のシンポジウム。パネラーには女優の高橋恵子さんや大地を守る会会長の藤田和芳さんなどが
田舎の古い売家は補修をしないで売り出すのが一般的
 田舎暮らしの世界は私たち民間業者が先行的な動きをしてきたわけですが、実際に都会の人を移住させるという点でさまざまな困難と立ち向かってきました。その1つが現況有姿(げんきょうゆうし)売買の考え方を伝えること。都会の物件はすぐに建築できたり、すぐに住める状態で販売するのが一般的ですが、田舎物件にその常識は通用しません。田畑や山林を未造成の段階で売り出したり、補修を前提に古民家を販売するのが珍しくないのです。現況有姿は法律用語ではありませんが、契約書の特約事項にもそう明記します。たまに都会の常識を持ち込んで文句を言う人もいますが、田舎の土地や建物は人によって使い方がまったく異なるので、そのほうが都会の人のニーズにも合致します。現況有姿には「現況を変えない」という意味もあり、例えば敷地内の植木や建物内の家具などをそのまま譲渡することも含まれます。ただ、売主によっては「あとで運んだって良いだろう」と簡単に考える人がいるので、厳密にやれないケースも出てきます。トラブルを避けるには、契約時に何と何は残すと決めておくことが大切です。(Y)

次回は「地元の大工でどんな家が建てられるか」というお話

 

当サイトトップページはこちら

「阿武隈のとびら」インデックスページはこちら