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都路林産開発
〒９６３−４７０１
福島県田村市都路町古道字芹が沢６３−７
ＴＥＬ０２４７−７５−３３３３　
ＦＡＸ０２４７−７５−２８０８


　

　


-あははおほほの田舎暮らしを始めるために-

No.20 2002年10月28日

沢付きの土地を買うための条件
　去る１０月２６日、当社の主催で「都路・村おこしまつり」を開催しました。このイベントは焼き肉とキノコなど秋の味覚を囲みながら、田舎暮らしをしたい都会の人と移住者、地元の大工さんなどに交流してもらおうと１０年ほど前に企画したものです。当日は悪天候にもかかわらず都会から約３０人、移住者や地元の人を含めると約１２０人が参加して、盛況のうちに終了しました。しかし、都会の人から「場内が騒がしくて村おこしのイベントとは思えない」というご批判があったことも事実です。
　都路では１５年ほど前からこうしたイベントを行っていますが、当初は全員が車座になって語り合う素朴なものでした。それが都会の人に楽しんでもらおうという意識が強すぎる余りにアトラクションやゲームが増え、次第に演出過剰になっていったのです。この点は素直に反省しなければなりません。次回はＧＷ前に山菜の天ぷらを囲む「タラの芽会」を実施する予定ですが、情報交換を目的とした本来のイベントに戻したいと考えておりますので、ご期待いただければと思います。
イベントで一番盛り上がった丸太の早伐大会。やってみると意外に難しい？
　この秋になってから、田舎物件の問い合わせが急増しています。このＨＰが認知されてきたこともありますが、デフレスパイラルによる日本経済の悪化で都会がますます住みにくくなってきたことが原因かもしれません。新しい職場の必要な若い移住希望者のご要望にはなかなか応えられないのが実情ですが、阿武隈山系で第二の人生を考えている方をサポートできるよう、当社も微力を尽くしていきたいと思います。
沢水はチョロチョロと流れている程度のほうがむしろ利用しやすい

イワナを飼っている移住者の池。ほぼ毎週、掃除はまめにやっている		 　最近の問い合わせで目立って増えているのは「沢沿いの土地がほしい」というご要望です。敷地内に沢があれば池でイワナを飼ったり、ワサビやクレソン栽培が可能ですし、見た目に清涼感もあります。丘陵の山々が連なる阿武隈山系では沢沿いの田舎物件が比較的よく出てきますが、誰にでもお勧めはできません。というのも、沢とはもともと露や雨水を集めた表層水で、自然をそのまま敷地内に取り込むことに他なりません。水路に木の葉がつまらないよう日常的に手入れをしたり、悪天候の際は取水の管理も必要になります。これは都会の人が考えているほど簡単ではなく、少なくとも週末利用でできることではありません。沢付きの土地を求めるなら、まず定住すること、そしてまめに体を動かすことが前提です。（Ｙ）

次回は「現況有姿売買とは何か」というお話
　

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