農村内部の売地に案内看板なんか立てられません
(写真は1570坪で580万円の浪江町の売地) |
物件の詳しい住所を教えない理由はほかにもあります。売家の場合は写真で物件の特定がある程度可能ですが、田畑や山林などの売地は周辺も似たような環境なので、地図があっても見間違う可能性が高いのです。まして境界の特定は不可能です。西日本では田舎の売地に看板を立てる業者もいると聞きましたが、地域社会で事業をやらせていただいている地元業者の私たちには信じられない話です。誰にも邪魔されずに物件を見たいという都会の人の気持ちもわかりますが、田舎物件は別荘分譲地のようなただの商品ではない、ということをご理解いただきたいと思います。(Y) |