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都路林産開発
〒963−4701
福島県田村市都路町古道字芹が沢63−7
TEL0247−75−3333 
FAX0247−75−2808



 

 

第3回(08/09/29)
このコーナーでは当社で施工している現場からピックアップして、その様子をレポートします。写真を見比べると、どのように変化したかがわかるはず。ぜひ皆様の田舎暮らし設計に活かしてください。
テラス工事ドキュメント(Y氏邸)−その2 (その1はこちら)



大工の吉田さんが防腐剤を塗っているところ。使用しているのはグリーンの「アリンコS」。
 

 前回はテラスの基礎部分をご覧いただきました。ここから材木の出番となります。今回使うのはダグラスファーという樹種名の米松。北米大陸の西海岸に広く分布している木ですが、日本の松とは別の種類で、モミとツガの中間的なものです。材は硬くて重く、柱や梁などの建築材としても広く使われます。テラス材はレッドシダーやウリン材なども有名ですが、高価でコストがバカになりません。予算も考え、腐りにくい米松を選びました。事前に工務店でプレカットし、機械で面取りも行います。
 

テラスの床下。重みをしっかりと地面に伝えます。
 

 現場に運んだ米松は、使用する前に防腐剤を塗ります。防蟻剤も入っているので、野外でも安心です。ピンコロには金物が付いているので、そこに束を固定していきます。テラスはリビングからそのまま出られる設計になっており、ここで高さを調節するのです。Y氏邸では奥のテラスを少し高くしており、その調整もしました。束の上に渡す横木が大引です。床の構造の一部で、重みを地面に伝える役目をします。それと直角に配置するのが根太で、床の目方を大引に伝えます。ここまでできれば、あとは床材を張っていくだけ。だんだんテラスらしくなってきました。

テラスのまわりに手すりを加工していきます。

 テラスには手すりも必要です。床は地上よりかなり高くなるので、これがないと危険です。もちろん、手すりがあると見た目が良くなることはいうまでもありません。これも1つ1つ手作業で仕上げていきます。
 

テラスの階段。庭へも出やすくなりました。
 

 また、いつでも庭に下りられるよう、あちこちに階段を設けました。大人数のパーティでも、動きやすくなります。これでテラスは完成。途中で雨の日もありましたが、工期はおおよそ10日間くらい。家を広く使いたい、敷地を有効に利用したいという方は、ぜひ参考になさってください。

完成したテラス。セカンドハウスが一段と大きく見えます。
 

【追加情報】
 前回もお伝えしましたが、テラスに使う米松のカンナ仕上げの現場で、おがくずが発生しています。大袋で30袋もあるとか。堆肥やペットの臭い消し、水分吸収などに使えそうです。工務店では自分で運ぶ方にお譲りしたいとのことなので、興味のある方はメールでお問い合わせください。


 

 

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