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第18回(2006年9月11日) |
「林産トピックス」は特別に皆様にお伝えしたい事項があったときに登場するコーナーです。
また、写真では阿武隈山系の近況もご報告いたします。 |
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武田家の完成パーティに招かれました!
会場は完成した武田家のベランダ。話が弾みました。
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9月3日の日曜日、建築を進めていた川内村の移住者・武田敏さんのお宅で完成記念パーティが開かれ、都路林産開発の関係者や都路町・川内町の移住者などが招かれました。武田さんは40代の頃から田舎で家を建てることを夢みてきた方で、いまから15年ほど前に川内村の土地を取得。
「神奈川に住んでいたので身近な山梨や長野で探したんですが、当時は行政の窓口もほとんどありませんでした。たまたま妻が『田舎暮らしの本』を手に取り、福島に田舎物件があることを知ったんです。それで物件を見にきたのが、忘れもしない1月15日。無謀にもノーマルタイヤだったことを覚えています。当時は都路林産開発の事務所もなく吉田社長の自宅で話を聞いたんですが、いいところを見つけたなあと思いました。定年になってから退屈したくないから、退職後2年がかりで家を建てたんですよ」と経過を説明してくれました。 |
主役の武田さんご夫妻。本当に田舎暮らしを楽しんでいます。
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まずはビールで乾杯。右端の吉田が音頭をとりました。
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この日は当社代表の吉田が乾杯の音頭をとりましたが、その前に土地取得から畑の指導まで武田さんにいろいろ世話をしてきた川内村村会議員の堀本雄一郎さんが「過疎化の中で人を増やすにはこれしかないと夢を持って語り合ったものですが、結果的には別荘の方が多くて、必ずしも思い描いたようにはなりませんでした。しかし、武田さんのような素晴らしい人に定住していただき、本当に有り難い。今後も都会の人を受け入れることで、川内村の活性化につながっていけばいいなと思っています。武田さんとは親戚同様のつきあいをしていますが、皆さんとも同様におつきあいいただき、川内村に力を貸していただければと思います」と挨拶。堀本さんは約70頭のダチョウ牧場も経営しており、その刺身を差し入れてくれました。ダチョウの肉は淡泊ですが、軟らかいネギをたっぷり載せて醤油で食べると濃厚な味がします。その美味しさにみな感心していました。加工品のベルトも3万5000円くらいになるそうで、この分野の勉強もさせてもらいました。 |
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堀本さんが差し入れてくれたダチョウの刺身。絶品でした。
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宴もたけなわになって、いろんな人が集まってきました。最大のVIPは川内村の若き村長・遠藤雄幸さん。休日にも関わらず駆けつけてくれたのですが、「住んでいる者にはわかりにくい地域の素晴らしさを、外からきた人が気づかせてくれる。だから私は移住者の皆さんを宝物だと思っています」と挨拶してくれました。晴天にも恵まれ、本当に美味しいビール、美味しい焼き肉やお寿司を堪能しました。武田さんご夫妻、ならびに川内村の関係者の皆さんに対し、心から御礼を申し上げます。郡こそ違いますが、川内村は都路の南隣の村であり、風土や環境が似ています。今後もお互いに連携を取りながら、地域の発展のために当社も微力を尽くしていく所存です。 |
突然のお願いにもかかわらず、気さくにスピーチしてくれた遠藤村長さん。 |
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