雪がなくても冬の現地見学会。寒さも体験してもらいました。
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28日、「第3回冬の現地見学会」を開催しました。今年は全国的に厳しい寒さが続いていますが、阿武隈山系はうっすらと雪化粧している程度で、土が露出しているところも少なくありません。この日は晴天に恵まれ、主催者にとってはやりやすいイベントになりました。参加していただいたのは、東京、神奈川、埼玉、福島からの11名。冬は思うように人が集まらないのですが、今年は昨年よりやや多くなりました。この時期に来る人ですから遊び気分ではなく、表情も真剣。スタッフも背筋が伸びる思いでした。
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「断熱材は天井を厚くします」と吉田専務。
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午前中は川内村で上棟式を間近に控えた、外断熱工法による高気密・高断熱住宅を見学。建築担当の吉田専務より、断熱材や工法についての詳しい説明がありました。数年前まではコストの高い工法というイメージがありましたが、断熱+ボイラー+床暖房で坪8万円前後のシステムが可能になっています。 |
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外断熱を見学。熱心にビデオを回す方もいました。
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参加者からは「水道の凍結についてはどんな対策をしているのか」という質問もあり、寒冷地の暮らしに対する関心の高さを感じました。その後、近くの350万円の売地へ移動。そこでは「農地法をクリアーするには」といった質問も出され、当社の吉田代表、営業の佐久間が対応しました。
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昼食は田舎料理。炬燵の中で食べていただきました。 |
お昼ご飯は、当社のスタッフである松本の自宅で召し上がっていただきました。ここは農家の暖房見学も兼ねているのですが、電気式の掘り炬燵が珍しい人もいたようです。また、炬燵以外に石油ストーブも使用しており、一般的な農家の寒さも体験していただきました。食事は山菜や豆ご飯などの田舎料理。松本の奥さんの手料理ですが、お世辞ではなく「美味しい」と皆様に喜んでいただいたようです。
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福田家の薪ストーブ。皆さん、温かさに感心していました。
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その後、リフォーム中の中古住宅でボーリングの現場も見学したのち、2つの売地を巡りました。最後は移住者・福田さんの家でログハウスと薪ストーブを見せてもらったのですが、「床のムク材は本当に温かい」と関心を持っていただけたようです。来年もぜひ、開催したいと思います。
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春のイベントはタラノメの天ぷらをメインにする予定。
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なお、秋、冬にイベントを実施したので、久しぶりに春のイベントも計画しています。当社では20年前〜10年ほど前、「タラノメ会」という山菜の天ぷらを囲むイベントをやっていました。正確な情報は決定次第お知らせしますが、それに物件見学を組み合わせたミニイベントにする予定。4月下旬の休日で設定したいと思います。ご期待ください。 |
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