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当社のテリトリーは福島県東部の田村郡を中心に、双葉・相場・安達の各郡にまたがっています。このコーナーでは有名・無名を問わず、一見の価値がある見どころ
・食べどころを紹介します。
【第27回】「Jヴィレッジ」とその周辺(広野町・楢葉町)
Jヴィレッジのスタジアム。マリーゼの選手を見られるかも
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「Jヴィレッジ」という名称を聞いてピンとこない人も、5月17日〜25日にジーコジャパンが国内最終合宿をした場所と書けば、あーと思うでしょう。ドイツのワールドカップは残念ながら予選敗退となりましたが、国内合宿ではマスコミが連日、大報道をしたため5月21日(日)は2万3000人ものファンが集まりました。ここは浜通りの広野町と楢葉町にまたがっており、両町の人口を会わせると約1万3000人。その倍近い人が駆けつけたのですから、現地は大騒ぎになりました。
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施設内のマリーゼ・コーナー。選手の知識も増えます
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1997年に開設されたこの施設は日本サッカー界初のナショナルトレーニングセンターで、FC東京のスポンサー・東京電力が火力発電所の敷地を整備し、5000人収容の専用スタジアムや各種トレーニング施設、宿泊施設を日本サッカー協会に寄贈したもの。2002年のワールドカップではアルゼンチン代表がキャンプを構え、現在は女子サッカーなでしこリーグのTEPCO「マリーゼ」(正式名称は東京電力女子サッカー部「マリーゼ」)のホームスタジアムにもなっています。サッカー関係者しか利用できないわけではなく、一般のスポーツ合宿、リゾート目的の宿泊も可能。ツインルームで2食付き・平日1万1000円ですから、決して高くありません。施設内にはテニスコートやプールがあるほか、レストラン「アルパインローズ」では本格的な和洋料理が堪能できます(週替わりランチ850円、浜通り旬彩丼850円、手焼きステーキ1200円、など)。
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サーファーに人気の岩沢海岸。海に大型船も浮かんでいます |
Jヴィレッジから太平洋へは、直線でわずか500mほど。そこは岩沢海水浴場になっており、遠浅の海と広い砂浜が魅力です。夏はたくさんの観光客で賑わいます。また、サーファーにも人気がある場所で、波乗りの向こうに大型船が行き交う風景も望めます。
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温泉が魅力の「道の駅 ならは」。入浴料は中学生以上500円/小学生以下150円
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陸側では国道6号線沿いに「道の駅 ならは」があります。Jヴィレッジからは徒歩10分で、薄茶色の壁とガラス張りの外観が目印です。道の駅ですから売店やレストランなどがあり、とくに4月にオープンした物産館は野菜や産品などで県内有数の品揃えを誇りますが、ここの目玉は何といっても温泉。朝9時から夜10時までオープンしている近代的な施設で、打たせ湯や寝湯など16種類のアトラクションが楽しめます。泉質は塩化物泉です。レストランのお勧めは「マミーすいとん」。小麦粉の団子を鶏肉や野菜が入った醤油味の汁に入れた食べ物で、トルシエ前日本代表監督が名付けました。当時の日本代表選手とともに食べた1品です。 |
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