問い合わせ・資料請求・田舎暮らし物件見学希望はこちら

田舎暮らし物件リストのご請求はこちら

現在販売中の
田舎暮らし物件

田舎物件 ・田舎不動産の特徴

都路にないもの
都路にあるもの
村おこしの歴史
都路はどこにある
都路林産開発の紹介
現場レポート
田舎暮らし一般コラム
阿武隈のとびら
移住者レポート
『田舎暮らしの道具』拝見
たむら周辺の
見どころ・食べどころ
都路フォトアルバム
福島東部のお国言葉
みちのくの樹木たち
むらに響く音
 田舎のレシピ
シンプル! 
アウトドア・クッキング
わたしの手作り
わが家のペット自慢
林産トピックス
リンク集
トップページ
プライバシーポリシー
リンクポリシー
メールはこちらへ
クリックすると「現在販売中の物件」ページにジャンプします

都路林産開発
〒963−4701
福島県田村市都路町古道字芹が沢63−7
TEL0247−75−3333 
FAX0247−75−2808



 

 

当社のテリトリーは福島県東部の田村郡を中心に、双葉・相場・安達の各郡にまたがっています。このコーナーでは有名・無名を問わず、一見の価値がある見どころ ・食べどころを紹介します。

【第22回】あじさい寺・高林寺(東和町)
 


山一面に咲く高林寺のアジサイ。まさに幻想的です
 

 東和町を通行していたら、面白い道路に出くわしました。町道若宮下田線なのですが、道路の両脇に色鮮やかなアジサイの花が連なっています。最初は「花いっぱい運動なのかな」と思ったのですが、走っても走っても花が途切れません。何と10kmくらい延々と続くのです。このルートは7月に2・5・10km・ハーフマラソン+ウォーキングが行われるロードレースの会場で、別名アジサイロードとも呼ばれている道路だったのです。やがて沿道に「あじさい寺 高林寺」という看板が見えてきました。
 


アジサイロードの様子。この風景が両脇に10kmも続きます
 

 境内に入ると、山一面にアジサイの花が咲き乱れています。珍しいツルアジサイやガクアジサイが植えられており、何と5000株もあるのだとか。その眺めは見事の一語です。一部は墓地になっているのですが、こんな美しい花園で眠れる人が羨ましくなるほど。それにしても沿道のアジサイ、寺のアジサイ、どうしてこんなすごい名所ができたのでしょうか。不思議に思っていたら、住職の塚原眞英さんが笑顔で登場。


「気軽にお立ち寄りください」と住職の塚原さん。右は理事の佐藤さん

「25年前に植え始めて、挿し木で少しずつ増やしてきたんです。境内では植える場所がなくなり、沿道に植え始めたんですが、500mくらいのときは近所に文句をいわれた(笑)。ところが、当時の教育委員長が観光名所になると言い出して、地域の人も一緒に取り組むようになったんですよ。有名になったのは石原裕次郎の7回忌のとき。ここからアジサイを運んで、海を青、波を白い花で飾った祭壇を造ったんです。それが地元のテレビや新聞が取りあげられ、黙っていても宣伝してくれるようになりまして。管理は大変ですけど、皆さんに喜んでもらえるのが楽しみなんです」と説明してくれました。



美術会の人たちが描いた色鮮やかな天井画


 鎌倉の「明月院」をはじめ、アジサイ寺と呼ばれる名刹は全国に点在しています。梅雨時は気象の変化が激しいため昔は病人が続出し、アジサイを死者に手向ける意味もあったようです。高林寺は全国的にはそれほど有名でないかもしれませんが、その手入れの良さ、栽培の雄大さに住職と地域の人たちの心意気が感じられます。本堂も見所が多く、とくに194枚の天井画は見事です。これは東和町総合美術会の作品で、理事の佐藤清吉さんによると「会員は30数名います。みんな絵が好きで、趣味で始めたんですよ」というから大したもの。とても素人の絵には見えないのですが、東和町の人たちの絵心が伝わってきます。アジサイは7月25日くらいまでが見頃(入場は無料ですが、浄財として200円をお願いしているとか)。雨とアジサイの取り合わせもぴったりで、一見の価値あり、です。 ぜひ、シーズン中に訪ねてみてください。
 




 

 


 

たむら周辺の見どころ・食べどころ index ページはこちら

当サイトトップページはこちら