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当社のテリトリーは福島県東部の田村郡を中心に、双葉・相場・安達の各郡にまたがっています。このコーナーでは有名・無名を問わず、一見の価値がある見どころ
・食べどころを紹介します。
【第15回】双葉ばら園(双葉町)
色彩豊かなバラの花びら。豊かな気分にしてくれます
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太平洋の内陸部を縦断する国道6号線の裏道・県道いわき浪江線は、県道35号線でもありますが、阿武隈の山麓を走ることから地元では「さんろくせん」と呼ぶ人が少なくありません。「さんご」と「さんろく」ではちょっと紛らわしい気もしますが、常磐自動車道との連結がよく交通量も少ないので、私たちも頻繁に利用しています。国道288号線からその県道に入ってすぐに現れるのが、今回ご紹介する「双葉ばら園」。民間のバラ園としては国内最大級で、30年以上の歴史を持つ施設です。
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緑の芝生とバラとのコントラストが美しい「第2ばら園」
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6町歩もある園内に足を踏み入れると、五感の中でまず嗅覚が刺激されます。バラ独特の甘い香りがしてくるのです。そしていよいよ庭園巡りとなりますが、モダンローズ約550種・オールドローズ約110種、約7000株ものバラが育てられているだけに、花の好きな人には見どころ満点。ハイブリッド系・フロリダバンダ系を中心とする「第1バラ園」、芝生の中にオールドローズ種や修景用バラが並ぶ「第2バラ園」をゆっくり一回りすると、小一時間かかります。とくに後者は庭園のデザインが素敵で、まるでヨーロッパにいるみたい。庭には日本はもちろん、フランス、ドイツ、中国など世界中のバラが集められており、「伊豆の踊り子」「ミケランジェロ」「ピンクパンサー」など名称もユニークです。一口にバラといっても色・形や大きさはさまざま。同じ赤系でも薄いピンクから深紅まで何十種類もあり、色とはこれほど多彩なものかと花から教えられるほどです。
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バラの花で作った押し花。可愛くてきれいです
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私たちが訪れた6月中旬(入場料は850円。季節によっても異なる)は春バラの見頃をやや過ぎていましたが、夏バラは7月中旬〜8月中旬、秋バラは9月下旬〜11月上旬が見頃とのことなので、これからの季節も楽しめそう。また、施設内には焼き肉レストランやバーベキューガーデン、バラの展示販売所、押し花教室(有料)なども併設されています。なお、同じ双葉町にある双葉海水浴場の海開きも7月中旬頃。この夏は海とバラというテーマで、双葉町の観光巡りを計画してはいかがでしょうか。 |
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