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都路林産開発
〒963−4701
福島県田村市都路町古道字芹が沢63−7
TEL0247−75−3333 
FAX0247−75−2808



 

 

当社のテリトリーは福島県東部の田村郡を中心に、双葉・相場・安達の各郡にまたがっています。このコーナーでは有名・無名を問わず、一見の価値がある見どころ ・食べどころを紹介します。

【第1回】 行司ヶ滝(都路村)


落差25mの男滝。見るには少し体力が要ります

都路村は太平洋に注ぐ高瀬川の上流に位置します。その高瀬川の葛尾村との境にあるのが、阿武隈中部県立公園内を流れる行司ヶ滝。駐車場で車を停めて高瀬川の支流に近づくと、一帯は奇岩怪石を縫うように流れる清流と広葉樹の原生林に包まれます。真夏以外は観光客もまばらで、本物の自然に触れた感動が味わえます。
滝は遊歩道を歩いて約5分の「女滝」と約15分かけて滝壺まで下る「男滝」の2カ所があり、前者は気軽なハイキング、後者を拝むにはそれなりに体力も必要です。清涼感あふれる夏はもちろんですが、モノクロ写真のように美しい冬の眺めもお勧めです。
清流は「ふくしまの水30選」、橋が10カ所以上設けられた遊歩道は「ふくしまの遊歩道50選」に選ばれています。

二股に流れる女滝。これはすぐに拝めます

行司ヶ滝の名前の由来ですが、ときは元禄時代、相馬領と三春領の領境争いで双方の役人が出会い行司をした場所だとする説、また江戸で評定(裁判)が行われているときに三春の勝利を祈願して領内の行者が集まり行をしたところという説があります。
男滝の現在の落差は25mですが、昭和3年の水力発電の建設で滝壺に堰堤を設ける前は約32mあったとか。残念な話であります。
 

 

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