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都路林産開発
〒963−4701
福島県田村市都路町古道字芹が沢63−7
TEL0247−75−3333 
FAX0247−75−2808



 

 


阿武隈山系の人たちがよく口にする素材とメニュー、その調理法を紹介するコーナーです。郷土色豊かな料理とともに、都会の人が調理しやすいメニューも取り上げていきます。
第29回】シイタケ煮

【今回の料理】シイタケ煮・・・そのままでもおいしく食べられますが、ソバや炊き込みご飯の具としても使えます。
 

 阿武隈山系ではいま、春のシイタケの収穫が真っ盛り。栽培法は簡単。ナラやクヌギの原木を90cmくらいにカットし、樹皮にドリルで穴を開けていきます。穴の数は直径の2.5倍が目安。直径が10cmなら25個くらいです。そこに種駒を金槌で打ち込んでいきます。あとは太陽が当たらない山林などに運びます。原木を井形に組んだり、地面に並べる方法もあります。適度な湿り気が必要なため、たまに水をかけてやるくらいで、手間はほとんどかかりません。菌の種類にもよりますが、通常は2年目から春と秋に収穫できます。原木の寿命は通年だと3年、春秋だと5年。たまにそれ以上収穫できるものもあります。阿武隈山系では原木栽培を楽しんでいる移住者が多いので、皆さんもぜひチャレンジしてみてください。今回はシンプルなシイタケのレシピをご紹介します。
 


【今回の素材】シイタケ・・・春の雨上がりにたくさん収穫できます。


■シイタケ煮(4人前)
生シイタケ8〜10枚、水3カップ、砂糖大さじ3,しょうゆ大さじ2

■作り方

@

シイタケはそれぞれ石づきを取り、半分に切る。

A

鍋に水と砂糖大さじ1.5を入れ、@を煮る。

B

15分ほどしたら、さらに砂糖大さじ1.5を加えて10分ほど煮る。

C

しょうゆを加え、汁がなくなるまで煮たらできあがり。

 


シイタケの植菌作業。家族で楽しくできる作業です。
 

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