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阿武隈山系の人たちがよく口にする素材とメニュー、その調理法を紹介するコーナーです。郷土色豊かな料理とともに、都会の人が調理しやすいメニューも取り上げていきます。 |
【第27回】紅白なます |
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【今回の料理】紅白なます・・・・おせちにぜひほしい一品です。
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まもなくお正月を迎えます。今回はおせち料理の定番、「紅白なます」の作り方をご紹介しましょう。これはダイコンとニンジンを、縁起の良いとされる紅白の水引に見立てたもの。また、赤と白を源氏と平家の旗に見立て、源平膾(げんぺいなます)とも呼ばれます。どうしても暴飲暴食になりがちなお正月ですが、なますは胃腸の調子を整えるのに最適。酢のさっぱりした味にユズの香りが加わり、体をリフレッシュさせてくれます。使用するのは晩秋に収穫したダイコンとニンジン。多くの移住者が自給している野菜です。ユズは寒冷地では育ちにくいのですが、直売所などで手に入ります。簡単にできるメニューなので、このお正月にぜひお試しください。
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【今回の素材】ニンジン・・・・5寸ニンジンなど短い品種の方が腐りにくいです。 |
■紅白なます(3人前)
ダイコン5分の1本、ニンジン5分の1本(野菜の分量は適当に加減して)、ユズの皮5cmくらい、塩小さじ1/2,調味料(酢大さじ3、砂糖大さじ1杯半、塩小さじ1/4)
■作り方
@ |
ダイコンとニンジンを細く千切りにする。 |
A |
ボウルに@を入れ、塩小さじ1/2で振りかける。10〜15分ほどして水が出てきたら、よく絞る。 |
B |
別の器に移し、調味料と合わせる。 |
C |
ユズを細かく切ってBと合わせ、別の器に盛ればできあがり。 |
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ユズの皮を切り取ったところ。香り付けに使います。
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