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阿武隈山系の人たちがよく口にする素材とメニュー、その調理法を紹介するコーナーです。郷土色豊かな料理とともに、都会の人が調理しやすいメニューも取り上げていきます。 |
【第18回】ダイコンのきんぴら |
【今回の料理】ダイコンのきんぴら・・・手軽で素朴な料理ですが、楽しい1品になります
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ハウス栽培は別にして、春野菜が出回るにはもう少し時間が必要です。保存野菜に頼る比重が高くなりますが、定番はやはりダイコンでしょう。第15回で「ダイコンと鶏肉の煮込み」を取りあげましたが、もっと手軽なレシピがありますので、今回はそれをご紹介します。使用するダイコンですが、阿武隈山系の農家や移住者はほとんど自分で栽培しています。面白いのは家庭によって味や食感に違いがあること。不思議なことに、黒土よりも粘土質の壁土の方がとろけるような軟らかいダイコンになります。素材そのものはスーパーなどで簡単に手に入りますが、田舎に出かけたときはぜひ、直売所で購入してください。冷たくなっても美味しいので、ぜひお試しください。 |
■ダイコンのきんぴらの材料(4人分) |
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・ダイコン3分の1本
・油大さじ2
・酒大さじ3
・砂糖大さじ2〜3
・醤油大さじ2
・一味唐辛子適量 |
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【今回の素材】ダイコン・・・多くの移住者が地中の室などに保存しています |
■作り方
@ダイコンは皮をむいてから、千切りにする。
Aフライパンに油をひき、@のダイコンを強火で炒める。さらに砂糖、醤油、酒、唐辛子を加えてかき混ぜる。
Bダイコンに調味料がよく馴染んだら、中火にしてフタをする。そのまま5分くらい蒸し煮にする。軟らかくなったら汁ごと皿に盛る。
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これは凍みダイコン。阿武隈山系でも作っている農家が多いので、いずれレシピを紹介できたらと思います
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