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阿武隈山系の人たちがよく口にする素材とメニュー、その調理法を紹介するコーナーです。郷土色豊かな料理とともに、都会の人が調理しやすいメニューも取り上げていきます。
【第16回】バジルペースト |
【今回の料理】バジルペースト・・・スパゲティにからめたり、パンにつけても手軽に味わえます。
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夏から秋にかけて収穫できるバジル。イタリア料理に欠かせないハーブで、日本人にも人気があります。春に種を蒔くと、日当たりのいい場所で大きく育ちます。虫がつくことはありますが、栽培にさほど手間はかかりません。大きくなったら摘む、を繰り返すことで何度も収穫できます。ラップで包むと冷凍保存も可能ですが、たくさん収穫したときはバジルペーストが最適。これなら冷蔵庫でも数週間保存できますし、蓋を閉めたまま冷凍すると冬まで長期保存も可能です。
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【今回の素材】バジル・・・インド原産の一年草で、ヨーロッパが主産地。イタリア料理に欠かせません。
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バジルペーストはトマトソースや生クリームに混ぜたり、茹でたパスタにからめたりしていただきます。また、手軽に味わうならトーストかパンにつけるだけでもいいでしょう。青臭さが苦手な人にはお勧めできませんが、バジル独特のハーブの香りが口いっぱいに広がります。また、生のバジルは焼き上がったピザに載せても美味。ぜひ家庭菜園のメニューに採り入れたいものです。 |
■バジルペーストの材料(一ビン分)
・バジル(葉のみ)80〜90g
・ニンニク2片
・松の実(クルミでも可)大さじ3
・塩小さじ1/3
・EXオリーブオイル(エクストラバージン)100〜120cc |
葉を1枚1枚外し、水洗いしたら水気をよく切るのもポイントに。 |
道具はミキサーを使用。バジルの軸が粉砕されるよう、しつこいくらい回した方がベター。 |
■作り方
@バジルは葉を茎から1枚ずつ外し、水で洗ってから水気をタオルなどでよく取っておく。
Aミキサーの中にみじん切りしたニンニク、塩、松の実、オリーブオイル30ccを入れて攪拌する。好みによってパルメザンチーズを加える人もいる(松の実と同量)。
BAの中に@のバジルを1/4ほど入れ、攪拌する。これをオイルを加えながら4回繰り返す(一度にやらず、数回に分けて攪拌するのがポイント)。
Cペースト状になったら、ビンの中に移す。上にオリーブオイルを5mmくらい入れて空気に触れないようにすると、緑色が保てる。使用したときも、ペーストが露出したところはオイルをかけておくといい。ビンを密閉して、冷蔵庫か冷凍庫へ。 |
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