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都路林産開発
〒963−4701
福島県田村市都路町古道字芹が沢63−7
TEL0247−75−3333 
FAX0247−75−2808



 

 


都路村は中通りの東端に位置しますが、古くから浜通りとの交流があり、言葉にもその影響が出ています。このコーナーでは、福島県の中・浜通りでよく使われる方言や慣用句を紹介していきます。
【第12回】

「やじっぽ」「じゃく」「ばくる」「げえぶん」
 

これは全国の山村で使っていると思いますが、湿田のことです。谷地が訛ったものでしょう。湿っていて条件の悪い田んぼを指します。
   

難しい方言ですが、地元の人なら誰でも分かります。山崩れの跡を指し、動詞で「じゃくる」とも言います。都路には大きな山崩れの跡地で「おおじゃく」という地名もあります。
   

これも東日本に多い方言でしょう。語源は馬喰ろうで、馬の売買をする者という言葉が転じ、交換するという意味になりました。もともとの語源は馬や牛を鑑定し、その病気を治す伯楽(はくらく)からきているようです。
   

漢字では「外聞」で、「がいぶん」が「げえぶん」に訛ったものでしょう。つまり、世間体を指します。普通は「げえぶんわるい」=世間体が悪いという表現になります。
   

以上を踏まえて、会話してみましょう。

「こらほど寒いと今年の米も期待できねえなあ。ましてわげのやじっぽでは」
「留吉さんげにやじっぽなんかあったか」
「この道まっすぐ行ったじゃくの先にあっぺ」
「ああ、なら徳次郎君げに近いから、減反の田んぼとばくってもらえばいいべ」
「いやあ、やじっぽとばくったでは、げいぶんわるいべえ(笑)」

 


山がじゃくってるべえ(ここが都路の「おおじゃく」。昔、出征兵士を見送った場所だそうです)。


 

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