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都路林産開発
〒963−4701
福島県田村市都路町古道字芹が沢63−7
TEL0247−75−3333 
FAX0247−75−2808



 

 


都路村は中通りの東端に位置しますが、古くから浜通りとの交流があり、言葉にもその影響が出ています。このコーナーでは、福島県の中・浜通りでよく使われる方言や慣用句を紹介していきます。

【第6回】

「ほろった」「くれる」「かーまね」

 財布などのものをなくしたとき、この地域では「ほろった」と言います。「放り落とした」が訛ったのかもしれませんが、温泉で身に付けていた鍵が紛失したとき、車の中に落として見つからなくなったようなときにも使います。
 

 標準語で「くれる」は「もらう」という意味ですが、ここでは「あげる」という意味に転化します。なので不思議な顔をする移住者もいるくらいですが、「菜っぱをあげる」は「菜っぱくれっからー」となります。この地域に移り住めば、日常的に耳にする言葉です。
 

 これはだいたい想像が付くでしょう。そう、「かまわない」の方言です。「いいよ、気にしないで」というような意味合いを持ちます。「かー」を伸ばして「まね」をやや短めに言うと地元の人らしくなります。似たような表現に志村けんが流行らせた「大丈夫だあ」がありますが、あれはもともとは会津の親類の真似というのは有名な話。この地域でも親切な人が多いので、頼まれごとに対して「大丈夫だあ」と返答する人は少なくありません。
 

 以上を踏まえて、会話してみましょう。

「徳夫さん。さっぎから何探してんだい」
「いや、買ったばっかりのライターさ見えねんだ。山でほろっちまったかなあ」
「なーんだ。ライターなんていくらでもあっどお。わげのくれっから、好きなの持ってきんせえ」
「明日は出かけっからベコ(牛)の餌も世話になるし、道子さんにはいろいろ申し訳ねえなあ」
「か−まね。お互い様だべえ。気を付けていがっしぇー(いってらっしゃい)」


 


「道子さん。明日も餌くれんの忘れないでくんしぇ」


 

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