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都路林産開発
〒963−4701
福島県田村市都路町古道字芹が沢63−7
TEL0247−75−3333 
FAX0247−75−2808



 

 

第1回(2005年05月16日)

「みちのく」とはみちのおくが変化したもので、磐城・岩代・陸前・陸中・陸奥の五か国の古称。「むつ」とも言いますが、今の福島・宮城・岩手・青森の四県にほぼ相当する地域で、阿武隈山系はその南端に位置します。このコーナーではみちのくで親しまれている樹木たちを紹介していきます。

福島県の木「ケヤキ」


旧家の敷地にある大ケヤキ。威風堂々としています。

 田舎の旧家を訪ねると、大きなケヤキの1本や2本はあるものです。ほうきを逆さにしたような独特の樹形が特徴で、放射線状に思い切り枝を広げます。一目見てすぐケヤキだと分かります。ニレ科の落葉広葉樹で、春は薄緑、秋は黄色から赤、そして冬は葉を落とします。見た目に堂々としており、それでいて四季の変化が楽しい樹木といえるでしょう。


ほうきのような枝振り。天高く延びています。

 ケヤキはみちのくだけでなく、本州・四国・九州の各地に分布しています。関東平野では高さが30mを超えるものもあり、その様相が他のものより目立っている(けやけし)木であることから、ケヤキという名が付けられたのだとか。神社の境内ではご神木として崇められているものも少なくありません。福島県の木にも指定されていますが、たまに驚くような高木を見かけます。山形県東根市には幹周12m・高さ28mの「東根の大ケヤキ」があり、これが日本一。福島にも猪苗代町に幹周15mの大木があるのですが、木が割れているので残念ながら日本一ではありません。ともかく東北には名だたる大ケヤキが多いのです。


樹皮はごつごつして白混ざり。大黒柱などにも使われます。

 樹皮は灰褐色で、若木には横しわが入り、老木では一部がうろこ状にはげ落ちます。白い円形の模様が混じったりします。心材は黄褐色で、材が堅くて湿気に強く、木目が美しいことから高級な建築材や家具材として使用されます。また、寿命が長く、何百年も生き続ける縁起のいい木です。みちのくをドライブすると、あちこちで目にすることができるはずです。

 

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